新築を買ったばかりの方は何かと手続きや引っ越しの後片付けなどで忙しいと思います。でも忘れずにやっとかないと大損なことがあります。調べた要点を簡単に記録しておきますので活用ください。
- 住宅ローン控除
- 住まい給付金
知ってるわ!って言われそうですが、引っ越しすると他で忙しくて面倒になって後回しなりがち。現在僕もそんなパターンに陥っています。
今回せっかく調べたので、同じ境遇の人が楽できるように最低限の情報だけメモ残しておきます。
結論から言うと申請はかなり面倒です、今回の記事で申請の方法までは記載しません。細かい内容は国土交通省のHPなどでご確認ください。個人的にはブログやYouTubeなど個人の方の説明の方が分かりやすくてよかったです。
(1)住宅ローン控除
住宅ローンで家を取得した場合の金利負担を減らすために、年末時点でのローン残高の1%が最長で10年間(現在は特例で13年)所得税から控除される制度です。
今後は見直し(改悪)があるといったことも聞きますので、今年住宅を取得した方はしかっりと準備しておいた方がお得です。
13年の特例控除が受けられる期限(住宅取得契約の期限)も今年の9月末(注文住宅)と11月末(建売)と迫ってきていますのでしっかりチェックしといた方が良いですよ。
ちなみに僕は住宅ローン控除は年末調整で必要書類を提出するだけで受けられると思っていたのですが、1年目は「確定申告」が必要と知り驚きました。僕も今年の来年に確定申告で実際に申請することになりますので以下要点だけまとめておきます。
- 13年間の控除を受けられる期限は9月末(注文住宅)と11月末(建売)
- 初回は確定申告が必要!
こちらに関しては僕もこれから揃えてゆく感じですが、1と2は記入事項が結構複雑な感じなので早めに目を通しておくのが良いかと思います。
(2)すまい給付金
案内がないと意外と知らないのが住まい給付金。一定要件を満たした住宅の取得の際に最大50万円の給付が受けられる制度です。僕の場合は不動産屋からの制度の説明などは一切なかったので自分で調べて初めて知った制度になります。同じようなものにグリーン住宅ポイント制度などもあります。こちらは家の性能が一定の要件と満たしていれば最大100万円分のポイントが付与される制度です。該当する方はチェックしておくことをおすすめします。
すまい給付金は消費税率が8%から10%に上がったことによる負担を軽減するために作られた制度で、住宅取得から1年3ヶ月以内に申請する必要があります。
給付の条件は以下のとおり。
- 取得した住宅の所有者で、登記上の持分を保有し、その住宅に自分で住んでいること
- 収入が一定以下であること
- 床面積が50m2以上であること
- 施工中に第三者の検査を受け、一定以上の品質を確認されていること
4の一定以上の品質とは(住宅瑕疵担保保険への加入)(建設住宅性能表示を利用)(住宅瑕疵担保責任保険法人の現場検査によって保険と同等の検査が実施)のいずれか1つの要件を満たす必要があります。
この前提をふまえた上で以下の書類を用意する必要があります。
簡単に並べただけでこれだけの書類が必要。1番の申請書は記載事項が多いですし、他原本が必要な書類は役所などへ出向かないと取得できないものもあります。
特に4番の課税証明書は引っ越し前の自治体での課税証明書が必要ですので、引っ越し前に取得することをおすすめします。僕は引っ越し後に取得しましたので相当手間がかかりました。
また原本の書類は発行より3ヶ月といった期限があるものも多いのでご注意ください。
申請が分かりにくいので、電話サポートなんかも用意されています。わからない方は以下電話してみて下さい。
面倒なことは早めに…
いざ取り掛かってみるとかなり面倒なことに気づくと思います。特に期限が迫ってからやるのは書類を揃えるのに時間がかかりすぎますのでおすすめできません。
そもそも消費者の救済で始めた制度のなのに給付する気があるのか?!と思わせてくれるくらい面倒です。もう少しやり方はないのか?と思いますが、現状では決まったやり方をするしかないので頑張って申請してください。僕もします。
もらえるものはしっかりもらっていきましょう。
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